上述した両社が中国企業のロサンゼルスにおける発展の縮図とするならば、ロサンゼルスとその所在地、米国で経済規模が最大の州であるカリフォルニア州は、中米の実務的協力の縮図だ。
中米国交正常化から38年に渡り、両国の経済関係は関係全体の「バラスト」として、力強く発展した。中米二国間貿易額は、1979年の24兆5000億ドルから、2016年には約211倍の5196億1000万ドルに拡大した。今や中国は米国最大の貿易相手国で、米国は中国2番目の貿易相手国になっている。国交正常化の1979年と比べると、中米経済・貿易協力には質的変化が生じている。協力内容は単一的な貿易から、経済の各分野に広がった。中米間のつながりが日増しに緊密になり、利益が日増しに融合している。紆余曲折を経ても、中米経済関係はほぼ健全な温度を維持している。
在ロサンゼルス中国総領事館の関係者は「私は米国に駐在した数年間で、多くの中米貿易・投資協力事業を見守り、参与してきた。私は中国の国力が日増しに高まっていることが誇らしく、互恵・ウィンウィンの中米関係に自信を持っている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月1日