この他、「一帯一路」建設と新疆シルクロード経済帯核心区の建設をめぐっては、新疆銀行監督管理局は「一帯一路」沿線の各機構の配置の最適化に取り組み、一連の優遇政策により、銀行機関を所謂北新疆から南新疆へ、都市から農村へ、発達した地域から未発達な地域への機関設立を導いた。同局が認可した投資計画は2016年だけでも、都市商業銀行1行、農業商業銀行4行、村鎮銀行9行となった。
中国人民銀行ウルムチ中央支店、金融安定処副処長の龐小紅氏は、「より多くの金融機関が新疆に進出することは、同地区に資金の流動性をもたらし、企業による資金調達の環境を改善し、新疆シルクロード経済帯地域金融センターの形成を加速させる。さらに新疆の「一帯一路」建設推進に金融サポートの役割を担うものである」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月5日