鄭万高速鉄道河南区間の高架橋工事の様子（新華社4月6日撮影）

河南省の鄭州と重慶市の万州を結ぶ「鄭万高速鉄道」。その河南省区間の工事が順調に進んでいる。

中国鉄道建設大手、中国鉄路工程総公司傘下の中鉄七局鄭州公司が建設を請け負っている。

鄭万高速鉄道は全長818キロ。北は鄭州東駅を起点に湖北省の襄陽（じょうよう）、重慶市の巫山（ふざん）を経由して、重慶と万州を結ぶ渝万（ゆばん）都市間鉄道に乗り入れ、終点の万州北駅に至る。

同鉄道は複線電化鉄道であり、設計時速は350キロに上る。鄭万高速鉄道が完成すれば、中国の南西部と東北部を結ぶ大動脈となる。