夏季ダボス会議2017が26日から29日にかけて大連市で開かれる。今回の会議には中国の自転車シェアリングのスタートアップ企業「ofo小黄車」の創業者でCEOの載威氏が招請に応じて出席し、最年少出席者となる。
中国の自転車シェアリング企業が夏季ダボス会議に出席するのは初めてであり、「ofo小黄車」が国際舞台に立ち、世界の優秀なビジネス関係者と直接対話することで、自転車シェアリング業界に多くの協力と思考がもたらされることになる。
今回の夏季ダボス会議のテーマは「第4次産業革命での包容的成長の実現」。6月20日に世界経済フォーラムが発表した『第4次産業革命における人間本位の経済進歩の推進』と題した報告は、「科学技術の進歩は人の代わりに仕事をするのでなく、人類の潜在力を高める」とし、今回の夏季ダボス会議の土台を固めた。
自転車シェアリングのコンセプトは近年、国内外で注目されており、「ofo小黄車」のオリジナルのビジネスモデルは「中国のシェアリングエコノミー実践の手本」とされている。また、「未来型交通」と効率向上というシェアリングエコノミーのコンセプトを提唱したことで、「ofo小黄車」は中国の第4次産業革命理念を実践する新型企業の1つとなった。同社は中国の成長型企業の「スター」になっている。
今年5月13日、載威氏は世界の優秀な青年代表として世界経済フォーラム創始者のクラウスシュワブと対話を行った。クラウスシュワブ氏は自ら「ofo小黄車」を体験し、そのイノベーション、急成長、エコを高く評価した。
グローバルシェイパーズコミュニティは20代の起業経験があり社会貢献した未来のリーダーのコミュニティである。同プロジェクトは若者のイノベーション能力と情熱をかき立て、共同繁栄、包容的な世界を構築することを目的としている。これは載威氏および中国のニューエコノミーを代表する「ofo小黄車」の理念と合っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月23日