港珠澳大橋の海底トンネルが今月7日、貫通した。これは中国初の外海沈埋トンネルであり、世界最長・最深の、総合的な技術難易度が最高の沈埋トンネルでもある。
港珠澳大橋の全長は55キロで、香港・珠海・マカオを連結する超大型海上ルートだ。これには海底トンネル主体プロジェクト、香港・珠海・マカオの口岸と接続線が含まれる。大橋竣工後、珠海と香港国際空港の移動時間が4時間から約30分に短縮され、珠江デルタと香港間が車で3時間の距離になる。珠江デルタは世界の注目を集める、スーパー都市群になる。
港珠澳大橋は着工、建設、海底トンネルの貫通に至る8年間で、難関を次々と突破した。港珠澳大橋は中国の工期が最長の、投資額が最大の、施行の難易度が最高の海上橋で、業界からは橋の「チョモランマ」と呼ばれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年7月7日