日欧EPAが大枠合意 中国への影響は大きくない

日欧EPAが大枠合意 中国への影響は大きくない。

タグ: 日欧EPA

発信時間: 2017-07-17 16:23:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

欧州連合(EU)と日本はこのほど4年に及ぶ交渉を経て、経済連携協定(EPA)を結ぶことで大枠合意した。日欧の貿易の専門家らは、「目下のグローバル貿易は保護主義が台頭し、多国間貿易体制が試練に立たされている状況の中、欧州と日本が手を結んで自由貿易と市場開放を支持するとの積極的なシグナルを発したことは、欧日間の貿易投資をある程度促進することになり、中国もまたより高いレベルの開放という課題とチャンスに立ち向かうことになる」との見方を示す。「経済参考報」が伝えた。

EUと日本の国内総生産を合わせると世界全体の約3割を占め、欧日EPAが最終合意に至れば双方のいずれにとっても最重要の二地域間貿易協定になる。

欧州国際政治経済研究所(ECIPE)のフレデリック・エリクソン所長は、「EUと日本が主要20ヶ国・地域(G20)のハンブルクサミットに先立ってEPA交渉で大枠合意したことは、双方が外部からの圧力を受けており、G20というプラットフォームを借りて自由貿易を支持する態度を表明する必要に迫られていたことを物語る」と述べた。

エリクソン所長によると、「米国が環太平洋経済連携協定(TPP)からの離脱を表明して以来、日本はEUとの自由貿易協定(FTA)に重点を移すとともに、これを将来における他の発達したエコノミーとのFTA交渉の土台にしようと考えた」という。

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