中国漫画アニメ企業、ビジネスモデル確立はこれから

中国漫画アニメ企業、ビジネスモデル確立はこれから。

タグ: 中国企業

発信時間: 2017-07-18 18:09:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

大手広告代理店の英WPPグループの李倩玲・前中華圏最高経営責任者(CEO)は、「漫画アニメ産業の広告収入が少ない大きな原因は、昔からある企業の多くで広告に関する意志決定を行う人々の年齢層が高く、漫画アニメ産業を理解していないことにある。これと同時に、意志決定者たちは漫画アニメ産業の受け手は年齢が若く、消費力が低いとみているが、こうした見方は正しくない。実際、現在の漫画アニメ産業のコンテンツは大人向けに変わり始めており、大量の1980年代生まれ(80後)の人々がすでに漫画アニメ産業の受け手になっている。同時に、漫画アニメ産業の主要な受け手である90年代生まれ(90後)や95年以降生まれ(95後)には、消費力が非常に高い人もおり、次世代のクラスターとして、消費の概念はより開放的だ。大手企業の広告の意志決定者が漫画アニメの受け手たちを軽く見るなら、巨大な鉱脈を見逃すことになるのは明らかだ」と話す。

麦萌はビジネス化運営に力を入れるだけでなく、独自に新たな道を切り開き、日本市場に進出して漫画アニメ産業に新風を吹き込んでいる。昨年は人気漫画16作品を日本に輸出することに成功し、日本でファン層を獲得した。今年は日本の漫画家や出版社と双方向の協力を進めるほか、日本で漫画アプリケーションを打ち出し、課金モデルもスタートする計画だ。またプラットフォームの重点を韓国市場に移し、現地で子会社を設立するという。

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