他にも中国には世界最大スパンの鉄道道路併用吊橋「五峰山長江特大橋」があり、その荷重と設計上の時速はいずれも世界一だ。世界最長の高速鉄道橋「丹昆特大橋」の全長は164.85キロにのぼる。さらに7つの「世界一」を記録した赤石大橋、4つの「世界最高」を記録した湖南矮寨大橋などがある。
中国は近年、世界の橋建設記録を更新し続けている。世界一高い橋、世界一長い橋、世界最大スパンの鉄道道路併用吊橋など、「世界一」が相次いでいる。世界各地のメディアは中国の大橋の建設に注目し、各国のネットユーザーが前向きに評価している。
それだけではない。橋の国際舞台において、中国製の橋は世界市場の半数弱を占めている。マレーシアのペナン第2大橋、パナマ運河第3大橋、韓国の仁川第2大橋、米サンフランシスコ・オークランド湾大橋などは、中国の橋が世界にもたらした美しい名刺だ。
世界最大スパンの鉄道道路併用大橋「滬通長江大橋」が、2019年に開通する。メインブリッジに双方向10車線を設ける、通行能力が世界最大の揚泗港長江大橋も2019年に竣工する。
橋の建設水準を見ると、「中国の橋」はすでに中国の美しい名刺、総合的な国力の象徴として、中国製の実力を世界に見せつけている。世界の橋業界には「世界の橋建設は、1970年代は欧米中心で、90年代は日本中心だったが、21世紀は中国が中心」という言葉もあるほどだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年7月22日