中国の雇用情勢は安定しつつ好転 4~6月

中国の雇用情勢は安定しつつ好転 4~6月。

タグ: 中国雇用情勢

発信時間: 2017-07-27 18:27:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国人民大学中国雇用研究所と就職情報サイト・智聯招聘がこのほど共同で発表した2017年第2四半期(4~6月)雇用市場景気指数(CIER)によると、企業の人材ニーズが増加したこと、求職の申請者数が減少したことの影響で、同期の指数は2.26に上昇し、雇用情勢が安定しつつ好転していることがわかったという。

同報告書は次のように指摘した。人材ニーズからみると、各種のマクロ経済指標の回復、新しい経済や新しい業態の後押しなどにより、企業の人材ニーズが増加した。人材の供給からみると、雇用市場が「転職」の閑散期に入り、求職者の心理は積極的で主体的なものから様子見の状態へと移り変わり、これに大学卒業シーズンを迎えて一部の大学卒業生が就職を遅らせたり就職しなかったりしていることが加わり、求職者数の一定の減少につながった。総合的な需要と供給が変動し、今年の第2四半期の同指数は上昇した。また前年同期に比べ、同四半期の同指数は高く、雇用情勢が全体として徐々に好転したことがわかった。

産業別に見ると、同指数が最高の産業と最低の産業との間の開きが縮小した。

地域別にみると、同指数は東部、中部、西部、北東地域と徐々に低下していき、東部の都市部では求職者1人あたりに2つの働き口がある。北東地域の雇用情勢も好転し、同指数は第1四半期(1~3月)の1.17から1.33に上昇し、供給側構造改革政策の後押しを受けて、北東地域の雇用情勢が徐々に好転したことがわかる。

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