内蒙古を経由する「中欧班列」、中国と9カ国・地域を結ぶ

内蒙古を経由する「中欧班列」、中国と9カ国・地域を結ぶ。

タグ:中欧班列

発信時間:2017-08-07 14:25:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

内蒙古自治区エレンホト市政府は5日、中国と欧州を結ぶ国際貨物列車「中欧班列」について、中国とモンゴルとの国境、エレンホト(二連浩特)税関を経由して出入国する列車の路線数は、7月末時点で9路線に上ったと明らかにした。

エレンホト経由で中国と9カ国・地域を結び、「一帯一路」沿線国間の貿易に欠かせないものとなっている。

中欧班列は西ルート、中央ルート、東ルートの3ルートあるが、このうち中央ルート唯一の国境であるエレンホトを経由するルートは2013年に開通。現在までにエレンホトから出入国した中欧班列は計484本に上り、通過貨物も年々大幅に増加するなど、エレンホト口岸を活気づかせている。

フフホト鉄路局エレンホト駅(二連駅)が同日明らかにしたところによると、今年1~7月にエレンホト口岸経由で出入国した中欧班列は計235本、9279両、コンテナ積載数は2万7TEU、総重量は17億6329万トンに及んだ。


エレンホト税関ではここ数年の間に、モンゴルと欧州を結ぶ「蒙欧班列」、中国河南省の鄭州と欧州を結ぶ「鄭欧班列」、重慶と欧州を結ぶ「渝欧班列」、湖南省と欧州を結ぶ「湘欧班列」などの国際貨物列車が相次いで開通。 陸海一貫輸送体制が強化されており、天津や重慶、鄭州などの港湾との連携が強まっている。従来型の機械や電力設備、食品、日用品などのほか、電子部品などハイテク製品の輸出も拡大している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月7日

 

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