中国工業情報化部のシンクタンクCCIDの李芸銘・副主任は、「戦略的新興産業に代表される技術革新には強い融合浸透作用がある」と指摘する。「現在の新たな科学技術革命の下で、第一次・二次・三次産業の融合的発展は日増しに勢いを増している。農業では、サプライチェーンのリアルタイム管理、低温物流などの新業態が頭角を現し始めた」と語る。
第一次・二次・三次産業の融合が創新創業や農民の農業収入増加に対して果たす役割は、日増しに鮮明となっている。国務院は「創新駆動型発展戦略の強化による大衆創業・万衆創新の発展推進に関する意見」で、創新創業と実体経済の結合を堅持し、第一次・二次・三次産業の相互の浸透を目指すと提起した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月10日