中国の太陽光発電産業、分散型設備の急成長で市場構造が変化

中国の太陽光発電産業、分散型設備の急成長で市場構造が変化。

タグ:中国太陽光発電

発信時間:2017-08-11 18:25:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

浙江省慈渓市では、現時点ですでに8つの太陽光発電設備がスマート管理システムに接続している。これは慈渓市の分散型太陽光発電システムが「スマート管理モデル」の段階に入ったことを示す。写真は、浙江省慈渓市にある鴻禧能源有限公司の太陽光発電スマート管理システムが試験運営を行っている様子。

近年、中国の太陽光発電産業は急速な発展を遂げ、国内市場が主流となりつつある。2017年上半期の太陽光発電産業は良好に推移し、速いペースで規模が拡大、産業化技術レベルが向上した。生産能力の配置が最適化し、実用化が活発に進んだ。太陽光発電のコスト低下が続くなか、送電能力不足などのためせっかく発電した電気を棄ててしまう「棄光問題」が顕著に改善し、分散型太陽光発電の発展が加速した。

国家能源局の統計によると、2017年上半期の中国太陽光発電の新規設備容量は2440万キロワット(kw)で、前年同期より9%増加した。うち、太陽光発電所は1729万kwで、同16%減少。分散型太陽光発電設備は711万kwで、2.9倍増加した。専門家はこれについて、地上固定型の集中型発電所と一般住宅やビルに設置される分散型発電設備の「一減一増」だと指摘する。これは中国の太陽光発電産業に重要な構造的変化が起こりつつあり、単純な設備規模の拡大から、質と効率の追求に移行しつつあることを示すと分析する。

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