中国の太陽光発電産業、分散型設備の急成長で市場構造が変化

中国の太陽光発電産業、分散型設備の急成長で市場構造が変化。

タグ:中国太陽光発電

発信時間:2017-08-11 18:25:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「総括すると、2017年上半期は太陽光発電の市場規模がハイペースで拡大し、産業化の技術レベルが向上、生産能力の配置が最適化した」と、中国太陽光発電産業協会の王勃華・秘書長は語った。

「分散型太陽光発電設備の急成長が、今年の太陽光発電産業の注目ポイントで、分散型発電設備容量は今年中に10ギガワット(GW)を突破する見込みだ」。国家能源局新エネルギー・再生可能エネルギー司の邢翼騰・副処長は、「2017年上半期、中国の太陽光発電新規設備容量は24GWを越えた。うち、分散型太陽光発電設備容量は7GW超で、前年同期より3倍近く増加した。一般住民向け分散型発電設備容量の伸びは最もペースが速く、7倍以上増加した」と述べた。

注目すべきは、分散型発電設備が主に浙江省、山東省、安徽省の三省に集中している点だ。新規設備容量はいずれも100万kwを越え、前年同期より2倍以上増加、三省の分散型新規設備容量は合計で中国全体の54.2%を占める。

「以前は地上固定型の発電所が主流だったが、今年の上半期は分散型発電設備の増加が加速した。新規設備の割合は、昨年上半期は全体の10%前後に過ぎなかったが、今年は30%近くまで拡大。中国の市場構造は大きく変わりつつある」と、王勃華氏は語る。

1  2  3  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで