ここ2年、市場の需要によるけん引と国家の政策支援により、中国の分散型太陽光発電産業は高成長が続いた。「『棄光問題』の顕著な改善が見られないなか、当面は、中国の集中型太陽光発電所の伸びが相対的に鈍化する見込みだ」。晋能科技の楊立友・総経理は、「分散型設備を設置できる面積が限られるため、単位面積あたりの発電量が大きなモジュールが注目される」との見方を示した。
「エネルギー発展の第13次五カ年計画」によると、2020年までに、中国の太陽エネルギー発電規模は1.1億kw以上に達する見込み。うち、分散型太陽光発電設備は6000万kw、太陽光発電所は4500万kwに上る。向こう数年は、分散型設備を中心に発展を目指す方針だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月11日