中国の国務院新聞弁公室が8月14日に開いた記者会見で、国家統計局の毛盛勇・報道官(写真右側)は、2017年7月の経済運営状況について説明した。
統計によると、中国の経済運営は7月も合理的な区間内で維持され、生産需要は穏やかに増加した。経済は安定の中で改善に向かい、構造調整を深化しつつ発展する動きが続いた。
毛盛勇・報道官は14日の記者会見で、工業成長は基本的に安定し、サービス業はハイペースの成長が続いたと説明した。7月は、一定規模以上工業企業の付加価値が前年同月比で6.4%増加と、伸び率は前月を1.2ポイント下回ったが、前年同月を0.4ポイント上回った。全国サービス業生産指数は前年同月比で8.3%上昇し、伸び率は前月を0.3ポイント下回ったものの、前年同月を0.5ポイント上回った。
需要面では、固定資産投資が安定的に増加した。1-7月の全国固定資産投資(農家を除く)は33兆7409億元だった。伸び率は前年同期比で8.3%増で、1-6月より0.3ポイント縮小したが、前年同期を0.2ポイント上回った。うち、民間投資は前年同期比で6.9%増加した。1-7月の全国不動産開発投資は5兆9761億元、前年同期比での伸び率は7.9%と、1-6月を0.6ポイント下回った。