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発信時間：2017-08-16 14:09:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国土資源部は15日開いた記者会見で、国内の石油・天然ガス資源の探査に関する最新の成果を発表した。ここ数年、中国の経済成長がギアチェンジ期に入り、原油相場が大幅に下落するなか、資源探査は順調に拡大を続けている。

この5年間の国内石油埋蔵量の推移をみると、概ね安定していることが分かる。確認埋蔵量は累計で57億トン、年平均で11.4億トン、前の5年間に比べると7.9%の減少だった。石油生産量は着実に伸びており、年平均で2.08億トン、前の5年間に比べると7.2%の増加だった。天然ガスは埋蔵量、生産量とも大幅に伸びており、確認埋蔵量は累計で3.92兆立方メートル、年平均で7849億立方メートル、生産量は年平均で1192億立方メートル、前の5年間に比べそれぞれ21.5%、39.8%の増加となった。

国土資源部地質勘査司の於海峰司長は会見で、「非在来型の石油・天然ガス資源の探査・開発が加速しており、シェールガスや炭層ガスが商業生産段階に入った。2016年の国内のシェールガス生産量は78.82億立方メートルと、米国、カナダに次ぐ世界3位となった」と説明した。

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石油・ガス探査・開発市場の改革の推進については、2011年から、鉱業権管理制度の整備に向け、探査・開発を早急に進めていると指摘。国土資源部は「市場開放、ブロック活性化、監督管理の強化」という全体構想に基づいて、石油・ガス探査・開発市場の一段の開放を模索してきたとした上で、次段階では、これまでの探査・採掘の改革を試行してきた経験に基づいて、改革の歩みを速め、市場を開放し、社会から資金を呼び込むなどして、競争原理が有効に働く市場システムを構築していくとの考えを示した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2017年8月16日

 

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