雄安新区建設、世界が待つもう一つの中国の奇跡に

雄安新区建設、世界が待つもう一つの中国の奇跡に。

タグ:中国雄安新区

発信時間:2017-08-16 16:41:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界を見渡しても、今の中国のように有言実行で、一刻を争って全面的な改革を進めている国は無い。

「未来の中国シリコンバレー」「変革の発端」「広大な範囲に及ぶ発展活力の手本」。今年4月1日に中国が雄安新区の設立を打ち出してから4カ月余りが過ぎ、白洋淀の畔にある土地に対する外国メディアの注目が日に日に大きくなり、同地域に関する新たな動向について外部が競って解読を試みている。

多くの人にとって、雄安は依然として「神秘」的な土地だが、中国の発展に注目する外国メディアの目には、「千年の大計、国家の大事」の文字が強調されて映り、人々はそこから勢いよく発展する未来のイメージを抱く。

『ブルームバーグ』は、中国のこの取り組みが、経済をサービス業とハイテク産業の発展へ向かわせると伝えた。『デイリー・ミラー』は、この「緑色(グリーン)」と「スマート」都市に対する金融市場と大衆の期待は高く、雄安が新たな発展モデルになるとの見方を示した。国際投資銀行のモルガン・スタンレーは、雄安新区が大量の投資と人口を引き寄せ、毎年、中国の投資増加率を0.3ポイント、国内総生産の成長率を0.13-0.19ポイント押し上げると予想している。


雄安新区の未来が有望視される根拠は何か?英『フィナンシャル・タイムズ』は雄安新区計画について、中国がこれまでに試したことを吸収し、すでにテスト済みの青写真を参考にしていると説明。まだ計画中だが、中国の既存の改革発展プロセスで得た成功体験が、雄安新区の将来的な発展に対し、外部に十分な信頼感を与えていると分析した。

雄安新区の設立は、中国の改革による発展追求の動きを持続させ、イノベーション主導による発展の扉を開く。雄安新区が誕生した21世紀は時代が大きく変化したため、外国メディアは、雄安新区が深圳や浦東のモデルを単純に複製できないと指摘。中国がハイエンド製造業とサービス業を発展させる歴史的な契機をつかみ、国家新区と都市発展の新たなモデルを切り開いていくとの見方を示している。

新たな歴史の重責を担う雄安は、「イノベーション主導、協同発展」の新モデルでブレークスルーを果たし、押し寄せる大波のように勢いがある中国の改革の一里塚となるだろう。中国の改革、中国の改革精神は、世界へ新たな驚きと喜びを持続的にもたらすはずだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月16日

 

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