経営環境の改善、中国が外資導入に自信

経営環境の改善、中国が外資導入に自信。

タグ:経営環境 改善

発信時間:2017-08-17 11:10:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

1−7月、全国で新たに登録された企業は1日平均1万6000社に達し、外資系企業が計1万7703社新設された。このほど発表された経済データは、安定しつつ前進という流れが顕著であり、経営環境の持続的な改善に関する中国のたゆまぬ努力を反映している。

中国は小林製薬の主要海外拠点の一つだ。安徽省合肥市にある日本小林日用品有限公司は2014年に経営開始し、今年に入り売上が急成長し、2億3000万元を見込んでいる。秋月健一総経理は「外資の中国投資は以前、中国の安い土地と人件費を最も重視していた。巨大な消費市場、改善が続く経営環境は現在、外資の投資を集めている」と話した。

経営環境の改善は、経済発展の内的動力を引き出した。国家統計局や中国商務部のデータによると、今年1−7月に中国で新設された外資系企業は、前年同期比12%増の1万7703社にのぼる。多くの新企業が成長を続け、新産業・新業態・新ビジネスモデルが成長を続けている。ハイテク製造業の投資額は7月に20.7%増加し、環境保護分野の投資は40%以上と急増した。

経営環境の改善において、中国の開放的な立場に変化はない。ボーイング737の完成・交付拠点が3カ月前、中国東部沿岸部の浙江省舟山群島朱家尖の航空産業パークで正式に着工された。ボーイングが同機の生産システムの一部を、海外まで延長したのは今回が初。国家発展改革委員会の林念修副主任は「同プロジェクトは中米ハイテク協力の新たな見本であり、その着工は中国の投資環境のアップグレードを示している」と指摘した。

経営環境の改善を重点内容とし、中国は海外からの投資に関する一連の政策を打ち出している。外資投資産業指導リスト、中西部地区外資投資優勢産業リスト、自由貿易試験区外資投資ネガティブリストなどを改訂し、外資投資の参入範囲を拡大した。

中国商務部の鐘山部長は「中国政府は外資に対して、はっきり約束している。中国市場は大きく、経営環境の改善が続いている。中国が今後、大規模な外資導入を維持することを信じている」と述べた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年8月17日

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