AIが金融事業に浸透③中国は再び先頭に立つのか

AIが金融事業に浸透③中国は再び先頭に立つのか。

タグ:AI 金融事業

発信時間:2017-08-17 16:55:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

一部の業界関係者は、オンライン資産管理ツールやP2Pに続き、中国が今回も再びAIの金融への応用で先頭に立ったと楽観している。

しかし実際にはそれほど順調ではない。先ほど、「某国有大手銀行カードが、楽視の従業員の信用ポイントをゼロにした」というニュースが物議をかもした。同行はその後、これは同行が「次世代」重要システムをアップデートしたためと説明した。リスク管理システムのスマート化へのモデルチェンジ後、楽視のリスクが従業員の収入に影響を及ぼし、カードの返済能力が低下したと判断したため、調整を行ったというのだ。

騒ぎは収まったが、現在の金融市場の環境において、AIの応用を急ぎすぎるべきかという疑問が生まれた。

小雨点網貸の陳紹林CRO(最高リスク管理責任者)は「AIをリスク管理に効果的に応用するためには、いくつかの重要な条件がある。専門的な人材チーム、大量かつ多次元的な顧客データ、技術とデータを軸とする企業枠組みのことだ。これらは大多数のオンライン金融企業と中小の銀行が持たない条件だ」と指摘した。

しかし専門家は、ディープラーニングに基づくAIが、より多くの価値を創出する発展の流れが形成されていると指摘した。AIは人類に貢献し、さらには一部の仕事を奪うかもしれないが、利用者はAIに過度に依存するべきではない。安全の主導権を握り、保護措置を徹底する。技術・サービス・管理で相互補完することで、共に遵守する安全マニュアルを形成し、AIが健全に発展できる信頼環境を構築するべきだ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年8月17日

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