中国・雄安新区、向こう5年のグリーン投資が1兆元に

中国・雄安新区、向こう5年のグリーン投資が1兆元に。

タグ:雄安新区

発信時間:2017-08-22 15:09:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国人民銀行(中央銀行)研究局・チーフエコノミスト、中国金融四十人フォーラムメンバーの馬駿氏は先ごろ開かれた第2回「天津緑色金融(グリーンファイナンス)フォーラム」で、北方新金融研究院プロジェクトチームを代表して「雄安新区グリーンファイナンス計画レポート」を発表した。雄安のグリーンファイナンス発展に対し、「1つのセンター、1つのモデル、1つのシステム」という具体的な構想を打ち出している。

 

 馬駿氏は、グリーンファイナンスが雄安新区の建設計画において基本的な要求となり、中央政府が雄安新区の戦略的位置づけのなかで最優先とするのは「グリ-ン生態快適新居住区」になると説明。これを踏まえ、雄安新区は、緑色・低酸素の産業の発展ルートを探索し、優良な居住環境を創造する必要があると指摘した。各機関が発表済みの試算をまとめると、向こう5年にわたり雄安新区が必要とするグリーン投資総額(グリーンインフラ、クリーンエネルギー、グリーン建築、汚水・ゴミ処理向け投資を含む)は、1兆元に上る見込み。

 

 ただ、雄安新区グリーンファイナンスの発展には、薄弱な新区経済インフラ、初期の産業構造、非常に大きな融資不足、金融全体の発展水準の低さなど多くの試練がある。このため馬駿氏は、雄安新区で「1つのセンター、1つのモデル、1つのシステム」によりグリーン金融を発展させる構想を打ち出した。

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