ロシア政府専門家理事会のメンバー、ロシア科学アカデミー通信専門家は、ロシアのグロナスと中国の北斗の互換性試験終了後にインタビューに応じ、「中露共同軌道クラスター(衛星50−55基)により、世界のどこでも北斗衛星測位システム(BDS)を使うことができる。現時点で多くのアジア諸国が同システムを導入している」と述べた。ロシア・スプートニクが19日に伝えた。
同氏は「統一的な衛星クラスターの構築により、米国と欧州の動向に関する懸念が完全に払拭される。米国はGPSを切断すればやりたい放題になるが、これはグロナスと北斗のサービスを利用する消費者に何の影響も及ぼさない」と話した。