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japanese.china.org.cn |29. 08. 2017

中国最長の鉄道トンネル、高黎貢山トンネル工事が全面着工

タグ: 中国鉄道


中国初の再製造トンネルボーリングマシン(TBM)「彩雲1号」(8月28日新華社撮影)


 中国初の再製造トンネルボーリングマシン(TBM)である「彩雲1号」が28日、中鉄隧道局大瑞(大理-瑞麗)鉄道プロジェクト高黎貢山トンネルで始動し、高黎貢山トンネル工事は全面着工した。


 大瑞鉄道は、東は雲南省大理市を起点とし、西はミャンマーと国境を接する瑞麗市までを結ぶ。雲南省西部の蒼山、高黎貢山などの山々を通り抜け、怒江、瀾滄江、西洱河などを跨ぎ、全長約331㎞、設計時速140㎞に達する。中国が提唱する「一帯一路」構想では、アジア横断鉄道(TAR)西ライン、中国・ミャンマー国際鉄道ルートの重要な組成部分となる。高黎貢山トンネルは全長34.538㎞で、中国の鉄道トンネルでは最長となる。高黎貢山トンネルは大瑞鉄道の要となるプロジェクトだが、地理的に特殊な位置にあり、地質条件も複雑で、工事の難易度は極めて高い。

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