19日、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)の河北代表団の討論中に、雄安新区党業務委員会の陳剛書記(管理委員会の代表を兼任)は注目を集める同新区の建設状況について、「雄安は千年の大計、国の大事として、時の試練に耐え、戦略的な安定力を維持する必要があり、雄安新区を子々孫々まで残るような歴史的遺産となるように建設していかなければならない」と述べた。
今年4月1日、中国共産党中央委員会と国務院は国家級新区の雄安新区設立を決定した。新区建設の位置づけはどうか。第19回党大会がその答えを出し、北京の非首都機能を分散することを「重点ポイント」として北京・天津・河北の協同発展を推進し、高い起点に立って雄安新区を計画し、高い標準に従って雄安新区を建設するとした。
陳書記の説明によると、「この半年間に、河北省は企画の作業をスタートし、厳格な管理コントロール措置を採用した。そのやり方と理念は次のようなものだ。第1に世界的視野、国際基準、中国の特色、高い起点での位置づけを堅持する。第2にエコロジー優先、グリーン発展を堅持する。第3に国民が中心の発展構想を堅持する。第4に優れた中華伝統文化を保護し発揚し、歴史の流れを受け継ぐ方針を堅持することだ」という。