浙江吉利控股集団有限公司(ジーリー)は11月13日午前、米国のTerrafugia社の全事業と資産を買収することで合意に達した。同取引はすでに対米外国投資委員会などの関連監督機関の認可を得ている。
Terrafugiaは米国のボストンに本社を置き、マサチューセッツ工科大学の卒業生5人が2006年に設立。同社は空飛ぶ車の設計と製造に力を入れ、世界に影響を与える研究成果を数多く収めてきた。買収後、ジーリーはTerrafugiaに資金と科学研究の援助を行う。
計画によると、2019年に世界初の空飛ぶ車が米国で量産化され、2025年に世界初の垂直離着陸型の空飛ぶ車が量産化される。また、Terrafugiaは杭州市に開発施設を創設しており、将来は中国で空飛ぶ車を量産する見通し。
同社が開発したTransitionは世界初の実用的な空飛ぶ車で、地上を走り、空を飛ぶことができる。ガソリンで動き、翼を折りたたんで車庫に直接駐車できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月14日