万利高速道路重慶区間の航空写真(12月13日、新華社記者撮影)
全長52キロメートル、橋梁・トンネルの比率が全体の54%である万利高速道路の重慶区間の建設が最終段階に入った。年内にも開通運行する見込みである。開通によって、重慶の万州から湖北省の利川までの車での所要時間が40分に短縮される。
万利高速道路重慶区間の建設は中交一公局と重慶高速集団の共同出資によるもので、このプロジェクトは2014年7月に建設が開始され、総投資は概算で81.28億元である。
万利高速道路重慶区間は重慶万州の東北にあたる熊家鎮の馬鞍石から始まり、重慶市・湖北省の交差する田家ア口(土へんに亞)までの区間で、設計時速は80キロで、重慶万州から湖北省の利川までの最も便利な高速交通ルートである。開通後の重慶市の高速道路の総距離は3000キロに達する。