北京の中古不動産価格が8カ月連続で下落

北京の中古不動産価格が8カ月連続で下落。

タグ:中国不動産

発信時間:2018-01-19 17:45:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

過熱していた北京の中古住宅市場は2017年にクールダウンし、取引件数が大幅に減少し、価格も少しずつ下落している。中国国家統計局が18日に発表した昨年12月の中・大都市70都市の住宅価格統計によると、「分類した調整と都市に合わせた政策実施」をテーマにした不動産市場調整政策が継続して効果を発揮し、不動産市場は全体的に安定しており、うち、北京の中古住宅の価格が前月比で0.4%下落した。8カ月連続の下落で、前年同期比では1.6%下落だった。北京日報が報じた。

取引価格が15%下落

同局都市司のシニア統計学者・劉建偉氏によると、一線都市の新築商品住宅(分譲住宅)と中古住宅の価格が15ヶ月連続で下落したと見られている。12月は、11月と比べてそれぞれ0.1ポイントと0.4ポイント下落した。前月比で見ると、一線都市の不動産価格のほとんどが横ばい、もしくは下落だったのに対して、二・三線都市の不動産価格はやや上昇した。12月、新築不動産の価格の前月比上昇幅が最大だったのは昆明で、以下、海口、瀘州と続いた。

北京の不動産価格は安定して下落している。統計によると、12月、北京の新築の不動産価格は前月比で横ばい、前年同期比で0.2%下落だった。中古住宅の価格は前月比で0.4%下落、前年同期比で1.6%下落した。北京の中古住宅価格の下落幅は引き続き中国で最大だ。

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