ドイツとスペインの空港で微信による税還付サービススタート

ドイツとスペインの空港で微信による税還付サービススタート。

タグ:中国人観光客

発信時間:2018-02-22 17:47:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

春節(旧正月、今年は2月16日)連休中、多くの中国人が海外旅行に出かけた。業界専門家や旅行会社が2018年春節連休開始前数日間のデータを分析した結果、海外旅行客数は過去最高を記録する見込みであることが明らかになった。微信(Wechat)や支付宝(アリペイ)は、スペインやドイツにおいて、買い物をしたその場で税金が還付される即時還付サービスを打ち出した。これにより、中国人観光客の海外ショッピングがさらに便利でお得になっている。人民日報が伝えた。

独ベルリン・テーゲル空港にあるグローバル・ブルーのカウンターではドイツ人の職員が、「税金の還付は、アリペイ、クレジットカード、またはキャッシュのどの方法がよろしいでしょうか?」と中国語で中国人観光客に質問していた。中国人客がそれを聞いてしきりに感心すると、このドイツ人の職員は、申し訳なさそうな様子で、自分が話せる中国語は数えるほどしかないと答え、「私たちは、中国からのお客様にアリペイによる税還付サービスを提供しているため、中国語でお客様に免税手続きの方法を説明することは、私たちにとって必要不可欠な業務なのです」と話した。

先ごろ税還付代行サービス企業グローバル・ブルーはテンセントと業務提携に関する合意を交わし、独ミュンヘン空港は、欧州で初めて微信を用いた即時税還付サービスに対応する空港の一つとなった。今回、サービスをスタートさせた微信による即時税還付サービスは、リアルタイム電子税還付の先駆者的存在であり、観光客の待ち時間をゼロにした点は注目に値する。グローバル・ブルーはこれまでにもアリペイと協力して、還付された税金をアリペイ・ウォレットに即時入金するという全く新しい税還付システムを実施しており、同サービスはすでに、欧州にある14空港で展開されている。

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