第13期全国人民代表大会第1回会議は5日午前、人民大会堂で開幕し、国務院の李克強総理の政府活動報告を聴取した。李総理は報告の中で2017年の経済・社会の発展状況を総括した際に、次のように述た。
過ぎ去ったばっかりの2017年、経済・社会発展の主要目標・任務は全面的に、しかも予想以上のできで達成された。◆GDPの伸び率は6.9%、住民所得の伸び率は7.3%となり、いずれも前年より上昇した。◆都市部の新規就業者数は1351万人で、失業率がここ数年で最低となった。◆工業生産の伸び率が上昇に転じ、企業の利潤(税引き前利益)が21%増となった。◆財政収入の伸び率は7.4%となり、鈍化傾向が逆転した。◆輸出入は14.2%増で、外資の実質利用額が1363億ドルとなって過去最高を記録した。経済発展は成長と質・構造・効率とが互いに促進しあう良好な局面を呈した。
これは、5年にわたり一連の重要政策の効果が蓄積され、各方面においてたゆまぬ努力が続けられた結果である。
過去5年に収めた全方位的かつ創造的な成果、生じた深層的かつ根本的な変革に、世界は再び注目し、全国各民族人民は大いに湧き立ち、誇りを深めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月5日