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japanese.china.org.cn |08. 03. 2018

王毅外交部長:アジア太平洋地域の各自由貿易計画が良い影響を与え合うことを望む

タグ: 自由貿易計画

 

 第13期全国人民代表大会第1回会議プレスセンターは3月8日午前10時、メディアセンターの多機能ホールで記者会見を開き、外交部の王毅部長が「中国の外交政策と対外関係」について国内外の記者の質問に答えた。

 

 中国国際放送局の記者:「環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)」について尋ねる。報道によると、11カ国の首席交渉官会合で協定の内容が合意に達し、本日チリで調印式を行うことが決定した。この協定は2019年に施行される。これをどのように見ているか。


 王毅部長:中国はCPTPPに参加していないが、中国は貿易自由化を支持しており、アジア太平洋地域協力と経済一体化に参与している。2014年、中国の後押しにより、アジア太平洋経済協力(APEC)非公式首脳会議は北京でアジア太平洋自由貿易区の建設をスタートした。中国が積極的に参加する地域包括的経済連携、すなわちRCEPは交渉範囲の人口が最も多く、メンバーが最も広範に及ぶ自由貿易計画である。RCEPにしてもCPTPPにしても、アジア太平洋地域経済一体化の方向に従い、透明、開放、包容という原則を守れば、WTOをはじめとする世界自由貿易体系の保護に繋がり、中国側は積極的な姿勢を示す。当然、我々はアジア太平洋地域の各自由貿易計画が協調し良い影響を与え合い、それぞれの角度から保護貿易主義に反対し、開放的な世界経済の構築に建設的な役割を果たすことを望んでいる。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月8日