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japanese.china.org.cn |08. 03. 2018

「一帯一路」建設は中国だけでなく世界に福をもたらす 中国外交部長

タグ: 一帯一路

 

第13期全国人民代表大会第1回会議プレスセンターは3月8日午前10時、メディアセンターの多機能ホールで記者会見を開き、外交部の王毅部長が「中国の外交政策と対外関係」について国内外の記者の質問に答えた。


 王毅部長はカザフスタンの記者の「一帯一路」イニシアチブに関する質問に対し、以下のように答えた。


 「一帯一路」は中国が打ち出した快活な提唱で、共同議論、共同建設、共有は「一帯一路」を推し進める黄金の法則である。これらは「一帯一路」協力の鮮明な平等性、開放性、包摂性を決定づける。つまり、協力計画にしても具体的プロジェクトの実施にしても、参与する者が話し合いながら進めており、すべてが透明なもので、互恵・ウィンウィンのものとなる。


 昨年5月、140カ国以上の代表が「一帯一路」国際協力ハイレベルフォーラムに出席した。これは国際社会が「一帯一路」に投じた「信任票」と「支持票」である。すでに80カ国以上の国と国際組織が中国側と「一帯一路」共同建設に関する協力協定に調印し、多くの協力プロジェクトを全面的に推し進め、現地の経済・社会の発展を後押ししている。例えば、中国企業が困難にあるセルビアの製鉄所を買収し、5000人以上の従業員を守っただけでなく、現地経済の発展にも寄与した。中国企業がギリシャ最大の港の経営を引き継いだ後、貨物取扱量が急速に回復し、同港は欧州の大型港に戻った。また、中国とフランスが共同建設ししているイギリスの原子力発電所は「一帯一路」ハイテクプロジェクト協力のモデルともなっている。


 われわれは各方面からの「一帯一路」に関する提言を心から歓迎する。「一帯一路」建設を共同で推進することは各国のインフラのつながりを強めるだけでなく、政策、計画、標準もつなげることで中国だけでなく世界にも福をもたらす。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月8日