環球網はこのほど、環球世論調査センターと共同でオンライン調査「2018年中国の消費者の国内外ブランドに対する好感度」を実施した。
18年には消費者のブランドに対する全体的な印象に数年前と比べてどのような変化があっただろうか。
直近の3年間のデータをみると、16年以降、消費者の国産ブランドに対する印象が積極的なものへと変化し続けている。具体的にみると、18年の調査回答者で「国産ブランドに対する印象がよくなった」と答えた人は84.4%で、17年の82.4%に比べて2ポイント上昇した。16年の67.3%に比べれば17.1ポイントの上昇だ。
「外資系ブランドに対する印象が悪くなった」とした人は、16年は38.9%、17年は41.7%、18年は46.9%だった。外資への印象が好転した人の割合は低下を続けており、16年は3.7%、17年は3.0%、18年は2.8%だった。こうした数字から17年と16年に比べ、18年は外資系ブランドに対する全体的な印象が悪化したことがわかる。
また調査によると、回答者の4分の3を超える75.8%が、「国産ブランドの消費が増えた」と答えた。20.6%が「ほぼ変わらない」を選び、国産ブランドの消費は現状維持だた。
16年から18年にかけて、回答者の国産ブランド消費量が増加し、外資系ブランド消費量は全体的に減少した。