京東到家はこのほど、3月中に石家荘、南昌、温州、無錫の4都市の2500万人以上を対象にサービスを開始すると発表した。これらの都市のウォルマート、永輝、蔔蜂蓮花、ファミリーマートなど約5000店舗が京東到家に入居するという。二線都市の消費能力の向上に伴い、二線都市はインターネット企業の戦いの場となっている。
家にいながら携帯電話で新鮮な野菜や果物を注文し、1時間で受け取ることができる。北京、上海、広州、深センなどの一線都市で実現した生鮮食品の配達サービスが二線都市で普及している。あるチェーンスーパーの責任者は、「二線、三線都市の新興の消費者の購買力向上は、総合スーパーなどの発展に幅広いビジネスチャンスを与える」と話す。都市化が進むにつれ、多くの二線、三線都市に新しいビジネスエリアや住宅街ができているが、標準化された総合スーパーが不足している。「京東到家との提携を通し、一線都市で積み上げた標準化された管理体制と全国範囲の上質な低価格商品および輸入商品をこれらの都市の消費者に紹介する。また、現地で商品を調達し、住民の地元生鮮食品に対するニーズも満たすこともできる」と同責任者は話す。京東到家の担当者によると、今回サービスを開始する石家荘、南昌、温州、無錫の4都市はいずれも人口500万人以上で、消費能力の高い活気のある都市である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月18日