「一帯一路」がアジア地域経済一体化の重要な牽引力に

「一帯一路」がアジア地域経済一体化の重要な牽引力に。

タグ:帯一路

発信時間:2018-04-12 17:09:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2017年にはグローバル化に逆行する流れがわき起こり、保護貿易主義が再び頭をもたげるという大きな背景の下で、アジア地域の経済協力は停滞するどころか勢いを増し、「一帯一路(the Belt and Road)」イニシアティブがアジア地域経済一体化の重要な牽引力になった。新華社が伝えた。

海南省で開かれているボアオ・アジアフォーラム2018年度年次総会で8日に発表された「アジア競争力2018年度報告」は、「2017年には、『一帯一路』イニシアティブのメリットが集中的に顕在化し、アジア地域経済一体化の社会的基盤を突き固めた。まず『一帯一路』イニシアティブはより多くの雇用とより高い収入を提供した。中国企業はすでに20数ヶ国に経済貿易協力区を56ヶ所建設し、これにより関係国では11億ドル(1ドルは約107.1円)に迫る税収が生まれ、約18万人が雇用された」と指摘した。

また同報告によると、「『一帯一路』イニシアティブの後押しを受けて、沿線国の陸上、海上、上空、ネット上の交通が『四位一体』となって相互接続し、沿線各国の交流往来と経済協力がより円滑になった。インフラ設備の連携はASEAN経済一体化の基盤であり、2010年に可決された『ASEAN連結性マスタープラン』(MPAC)は700件を超えるプロジェクト・プランをカバーするもので、投資規模は約3800万ドルだった。中国の『一帯一路』イニシアティブはこのプロジェクト・プランの多くと重なり合うだけでなく、アジアインフラ投資銀行(AIIB)、新開発銀行(BRICS銀行)などの金融機関を通じて資金を提供し、また質が高く安価な商品、先進的技術、成熟した経験も提供するものとなる」という。

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