第1回デジタル中国建設サミットの開幕に際し、習近平中共中央総書記 (国家主席、中央軍事委員会主席)が祝賀メッセージを寄せた。サミットの開催を心より祝い、各界からの出席者に熱烈な歓迎の意を表した。習総書記はメッセージの中で、次のように指摘した。
現在の世界において、情報技術革新はまさに日進月歩だ。デジタル化、ネット化、スマート化の発展が深まり、経済・社会の発展、国家統治体制及び統治能力の現代化を促進し、人々の日増しに拡大するすばらしい生活の需要を満たす面で、より重要な力を発揮している。
私は2000年に福建省で勤務していた際に、デジタル福建建設計画を打ち出した。長年の模索と実践を経て、福建省はデジタル行政、デジタル経済、スマート社会などの面で大きな進展を実現した。
第19回党大会は、小康社会の全面的な建設の勝利を決め、社会主義現代化国家を全面的に建設する新たな歩みを始め、中華民族の偉大なる復興を実現する青写真を描いた。インターネット強国、デジタル中国、スマート社会の建設に向け戦略を策定した。デジタル中国の建設の加速化は、まさに中国の発展の新たな歴史的方向に合致している。
今回のサミットのテーマは「情報化で現代化を駆動、デジタル中国の建設を加速」だ。中国のデジタル行政及びデジタル経済発展の最新の成果を展示し、デジタル中国建設の経験と観点を交換し、共通認識をさらに強化する。これは社会各界のデジタル中国建設の積極性・能動性・創造性を引き出し、情報化が社会と国民により大きな利益をもたらすことを促す。