第123回広州交易会(広交会)二期の会場
第123回広州交易会(広交会)二期が23日に開幕した。中国の「一帯一路」構想の推進に伴い、沿線国・地域の出展企業とバイヤーが広交会の「主役」となっている。
「中国輸出入商品交易会」が正式名称の広交会は1957年に始まった。第123回広交会二期は4月23-27日に開催され、主に日用消費財、土産、建材・住宅設備機器などの製品が出展される。
「一帯一路」沿線21カ国・地域からの出展企業は382社、展示ブースは626カ所に上り、それぞれ全体の62%、63%を占めた。ウクライナ、エジプト、トルコ、インド、タイ、ネパールなど「一帯一路」沿線国は、国ごとの展示エリアを設けている。
広交会報道官の徐兵氏は、「私たちは、‘一帯一路’沿線国・地域を重点に宣伝・誘致活動を行った。直接招待の48%と、リモート動画誘致活動の過半数が、インドネシア、トルコ、ポーランド、ウズベキスタン、イラン、スリランカ、ロシア、スロベニアなどの沿線国に対して行なわれた」と説明している。
広交会はすでに、「一帯一路」沿線の32カ国・地域の商工業組織と46件の協力取決めを締結し、当該国の企業に対してコンサルティング、出展、会議出席、貿易促進サービスを提供している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月24日