莫干山鎮仙潭村の莫梵民宿(5月29日)。民宿は近年、中国の観光業発展の注目点となり、絵に描いたような田舎の風景で多くの人を引きつけている。浙江省徳清県莫干山鎮の民宿業は十数年の発展を経てアップグレードを実現し、多様性を生み、業界基準を徐々に構築している。莫干山の民宿は観光客にとっての「エデンの園」であるだけでなく、地元住民にも影響を与えている。多くの若者が帰省して起業し、地元の文化を発掘し、自分の居場所を見つけている。2017年、莫干山の民宿数は600軒、観光客数は延べ188万7000人、直接的営業収入は前年比29.4%増の18億9000万元に達した。浙江省観光局が5月30日に発表した『浙江民宿青書2017』によると、2017年の浙江省の民宿収入は53億5000万元に達した。約8割が地元住民が自宅を利用して経営する民宿である。農村振興の背景のもとで民宿業は順調に発展し、若者が戻り、農村経済と文化復興の大きな牽引力になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年6月9日