中国にアピールする日本観光産業 資源豊富な佐渡島も

中国にアピールする日本観光産業 資源豊富な佐渡島も。

タグ:日本観光産業

発信時間:2018-06-20 18:44:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2018年北京国際観光博覧会(2018BITE)では、日本の出展チームの規模が非常に大きいことが目を引いた。日本政府観光局(JNTO)や東京、京都、大阪、北海道、沖縄といった中国人観光客によく知られた人気観光都市だけでなく、湘南、岐阜、仙台、新潟といった新興の観光目的地が中国人観光客に「胸襟を開き」つつある。「国際商報」が伝えた。

佐渡島は日本の本州北部に位置し、本土とは海を隔てて向かい合う離島だ。新潟市からの距離は約45キロメートルで、日本の島としては6番目に大きい。地形は独特、風光明媚で「大自然の宝庫」などと言われる。島内には国定公園や県立自然公園などがあるが、中国人観光客にはまだほとんど知られていない。

佐渡観光協会の関連部門責任者は取材に答える中で、「実は佐渡島と中国には友好交流の歴史がある。トキはかつて日本の特別天然記念物で国際保護鳥だったが、2003年に野生絶滅した。1999年に中国から1つがいが贈られ、日本は人工繁殖に成功し、07年には日本のトキ生息数は100羽を超えた。また佐渡島は中国の陝西省と友好都市でもある」と述べた。

同責任者の説明によると、「佐渡島は離島だが、悠久の歴史と輝かしい文化があり、これは自然の景観以外の、中国に対する観光のアピール点でもある。たとえば佐渡金銀山遺跡、佐渡奉行所跡、宿根木の町並、妙宣寺の五重塔などがある。佐渡は『芸術の宝庫』とも呼ばれ、島内には内容も豊富なさまざまな民間芸能が伝わり、能、鬼太鼓、人形芝居を代表とする舞台芸術が祭りや史跡でのイベントなどを通じて伝承され、今では島民の日常生活の中で重要な位置を占めている」という。

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