マングローブ観光区で記念撮影に収まる記者一行。 |
今月24日から29日にかけて、広西壮(チワン)族自治区成立60周年を記念して同自治区共産党委員会宣伝部と人民日報社、人民網が共同で展開している「錬磨と奮進の60年——海外メディアが見る広西2018」取材イベント。4グループに分かれて取材が進められており、第4グループの一行は27日午後、同自治区北海市金海湾にあるマングローブ生態保護区を訪れ、マングローブの森の素晴らしい生態を体験した。人民網が伝えた。
果てしないマングローブの森が青々と生い茂り、森から続く砂浜には、ムツゴロウ・シオマネキ(カニ)やカブトガニなどが生息している。パプアニューギニア現地紙「Post-Courier」記者のメリサさんは、マングローブの保護について高い関心を抱いているといい、「私の地元にも、大きなマングローブの森がある。地元政府は、マングローブを保護するために、付近の住民を山間部に引っ越しさせるという措置を講じた。だが、北海は、住民とマングローブとの調和のとれた共存を実現させている。マングローブに対する北海の保護意識には、学ぶべき点が多々ある」と語った。
北海市観光発展委員会の韓雲飛・副主任は、海外メディア記者に対し、「2008年に対外開放が実施されて以来、金海湾マングローブ観光区は、独自のエコツアーとビーチ観光によって、多くの国内外観光客から愛されており、この地を訪れる観光客は年々増加している。同観光地は、相前後して、『北海金海湾マングローブ都市湿地公園』と『北海市科学普及教育基地』および国家AAA級観光区に選ばれ、自然生態、疍家(水上居民)文化、海洋科学普及、潮干狩りレジャーなどが一ヶ所に集まった一体型生態レジャー観光地として発展してきた」と説明した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年6月30日