珠海市の九洲大道で16日、道路標識が風により飛ばされた。
一般人にとっては勤務・生産・授業停止だが、災害対策に当たっている人々にとっては休暇・帰宅・休息停止で、戦いに備えなければならない。
16日午後に大雨が降り強風が吹いた。15歳の少年が深セン市皇崗路で、倒れた大木の下敷きになり足を挟まれた。福田派出所は通報を受けると、直ちに警官を派遣し救助に当たった。木が倒れ車両の通行が妨げられた。警官の張保軍氏、陸大典氏は直ちに徒歩で駆けつけ、消防及び交通警察部門と協力し少年を救い出した。
16日昼ごろ、4万トン級作業船が恵州市の錨地を離れ、73人の船員が危険にさらされた。広東省海上レスキューセンターは通報を受けると、直ちに深セン分センター、南海救助局、広州引揚局、恵州海事局と協力し救助船を派遣した。大出力タグボート3隻が現場に駆けつけ緊急対応し、監護を実施した。海事部門によると、同船の状態は安定しており、船員73人は無事だ。
広東省辺防総隊の最新情報によると、16日午後6時までに全省で252万人以上が避難している。うち危険エリアからは137万人以上。避難所は1万8795カ所設置され、640カ所の観光地が閉鎖された。2万9762カ所の建設現場が作業を停止した。4万8661隻の漁船が帰港した。3万人以上の漁師が上陸した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月17日