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japanese.china.org.cn |20. 09. 2018

李総理、ダボス会議で構造調整の強化を表明

タグ: ダボス会議


 李克強総理が19日午前、天津梅江会展センターで2018年夏季ダボス会議の開幕式に出席し、式辞を述べた。


 李総理は中国の経済発展と政策方針について、次のように説明した。


 中国経済は今年上半期に6.8%成長し、12四半期連続で6.7%から6.9%の中高速範囲内で安定的に推移している。全体的に見ると、中国経済は安定しつつ好転する発展の流れを引き続き維持しており、発展の新たな原動力が成長を続けている。ファンダメンタルズは健全だ。中国の経済発展は新旧原動力切り替えの重要な時期に差し掛かっており、多くの難題と課題が存在する。我々は安定しつつ前進する取り組みの基調を堅持し、供給側構造改革を主線とすることを堅持する。市場の活力をさらに引き出し、内的原動力を強化し、内需の潜在力を引き出す。経済の中高速成長の維持を促し、産業を中高級水準に押し進める。


 まずは改革開放の推進にさらに力を入れる。全面的に改革を掘り下げ、行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化を推進し、市場参入条件をさらに緩め、関税の全体水準を引き続き引き下げる。各種所有制企業、国内・海外企業を同等に扱う、公平な競争が展開される経営環境を構築する。民間経済を支持する政策措置を実施し、改善する。


 次に、構造調整にさらに力を入れる。新興産業とサービス業の発展を全力で支援し、中国製品と中国のサービスの品質の革命を実現する。住民の各種ルートからの増収を促進し、消費力を引き続き強化する。より多くの公共財、公共サービスを提供し、経済発展と国民生活の改善を促す。措置を講じ投資を安定させ、民間の幅広い参与を促す。

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