60日間の急ピッチの作業により、世界初の高速鉄道全閉式防音壁が竣工した。世界の時速200キロ以上の快速鉄道路線では、これが初のケースとなった。この防音壁の全長は2036.35メートルで、主にアーチ型の鉄筋構造、防音板、ECCコンクリート吸音板からなる。鉄道分野で初めて厚さ80ミリの金属吸音板構造とECCコンクリート吸音板が採用され、列車運行中の騒音が大幅に低減した。
高速列車「和諧号」が通過しても、まるでマナーモードにしたかのように静かだ。同プロジェクトは、人と自然が調和的に共存する模範となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月10日