中国、2025年をめどに国家級海洋牧場実証エリアを178カ所を建設へ

中国、2025年をめどに国家級海洋牧場実証エリアを178カ所を建設へ。

タグ:中国海洋牧場

発信時間:2018-10-26 10:56:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 25日に中国で開かれた全国海洋牧場建設活動現場会で発表された情報によると、中国は2025年までに178カ所の国家級海洋牧場実証エリアを建設する。2020年までに海洋漁業現代化建設で大きな進展を実現する。2035年までに海洋漁業現代化をほぼ実現する。中国は重点的に近海「一帯」、黄海・渤海エリア、東中国海エリア、南中国海エリアの「多エリア」で、海洋牧場の建設を重点的に推進する。


 全国では現在までに、233カ所の海洋牧場が建設されており、6094万立方メートル以上に浮礁が投入されている。専門家の試算によると、貝・藻の増殖・養殖により、毎年の炭素固定量が19万4000トンに、窒素除去量が1万7000トンに、リン削減量が1690トンに達し、生態効果は600億元にのぼる。また海洋養殖エリア・養殖限定エリア・養殖禁止エリアを法に基づき科学的に画定することで、海洋漁業水域の生態環境が大幅に改善される。漁獲の強度を厳しく制限する、海洋漁業資源総量管理制度が正式に打ち出され、海洋漁業資源が急激に衰退する流れが効果的に制御された。


 中国はすでに3期・64カ所の国家級海洋牧場実証エリアを審査・発表している。観測結果を見ると、海洋牧場所在海域の漁業資源と生物多様性が大幅に拡大し、海水の水質が大幅に改善されている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月26日


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