オンシーズンなのにホテルが値下がりで訪日外国人観光客数が回復

オンシーズンなのにホテルが値下がりで訪日外国人観光客数が回復。

タグ:日本観光

発信時間:2018-10-31 16:59:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

自然災害が重なり、日本を訪問する外国人観光客の数は9月には減少したものの、紅葉が美しくなる今、客足が回復している。複数の機関がこのほど発表した統計によると、災害後の復旧作業が加速して進んでいるほか、北海道は「ふっこう割」を打ち出してホテル代を安くしており、さらに、紅葉狩りのオンシーズンとなっていることが重なり、日本を訪問する外国人観光客の数が回復している。うち、中国人観光客の増加が顕著で、関連の旅行商品も価格上昇が著しい。業界関係者は、今は観光のオンシーズンであるものの、日本の多くの地域のホテル料金が逆に安くなっていることが、外国人観光客が戻ってきている主な理由と分析している。現時点で、日本の多くの都市のホテルの宿泊料金は前年同期比で下落しており、うち、大阪のホテルの料金は前年同期比で約1割安くなっている。また、北海道のホテルは4%安くなっている。北京商報が報じた。

日本政府観光局が発表した統計によると、今年9月の訪日外国人客数が前年比5.3%減の216万人となった。前年比での減少は2013年1月以来、5年8ヶ月ぶりのことだ。うち、訪日外国人客で最も多い中国人観光客は前年同期比3.8%減の65万2000人だった。

訪日外国人客数は、一旦は減少に転じたものの、10月に入って改善の兆しを見せた。旅行サイト・携程網がこのほど発表した統計によると、国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた大型連休から今に至るまで、日本のホテルの予約数は、前月比で約20%増加した。この数字は前年の増加幅と比べても7割回復している。他の機関が発表している統計を見ても、中国の日本旅行関連の商品も全体的に価格が上昇している。例えば、北海道旅行の場合、11-12月の料金は一人当たり平均約4000元(1元は約16.15円)から約5200元へと少しずつ上昇している。東京や大阪に向かう7日間の旅行は、11月の料金が一人当たり約5500元で、6000元という日もある。日程にゆとりのある、8日間のパッケージツアーの旅行は一人当たり平均1万元を超えており、欧米旅行の料金に迫っている。

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