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japanese.china.org.cn |05. 11. 2018

モンゴル初の対面通行式インターチェンジが開通 中国企業が建設

タグ: 中国企業

 

 

 上空から撮影したウランバートルのヤルマク・インターチェンジ

 

 中国の中鉄二十局が請け負ったモンゴルのウランバートルにあるヤルマク・インターチェンジが2日、開通した。モンゴル・ウランバートル市公民代表会議(議会)議長のアマルサイハン氏は開通セレモニーで、同インターチェンジがモンゴル初の対面通行式インターチェンジとなり、その竣工がウランバートル市政の建設にとって歴史的な意義を持つと話した。

 

 駐モンゴル中国大使館臨時代理大使の楊慶東氏は、中国の「一帯一路」構想とモンゴルの「発展の道」戦略が一層連動すれば、モンゴルに恩恵をもたらす協力プロジェクトがさらに実行されていくとの見通しを示した。中国・モンゴル国交樹立70周年に当たる来年は、高速道路、省間道路、学校、幼稚園、障害児童センターなどの最新インフラ施設が竣工し、モンゴル側へ引き渡される予定だ。中国とモンゴルの友好関係の発展がモンゴル国民により多くの実益をもたらすだろう。

 

 ウランバートル市市長のバトボルド氏は、長期にわたって中国政府がモンゴルへ多くの優遇貸付と無償援助を提供してくれたと紹介。こうした資金を使って実施した多くの重大協力プロジェクトがウランバートル市とモンゴル各地で実を結んだ結果、モンゴルのインフラ条件が著しく改善したことについて、中国側には本当に感謝していると話した。

 

 ヤルマク・インターチェンジはウランバートル市街地と空港を結ぶ道の途中にあり、着工は2017年4月、主橋開通は2018年7月で、総投資額は約3026万米ドルに上り、その全額が中国からの優遇貸付となっている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月5日