「愛あるママボランティア」　チベット族学生を支える

   11月16日、市場で野菜を買い、南昌市第十七中学校チベットクラスの学生の昼食を準備する劉和平さん。劉和平さんはよくチベットクラスの学生を家に招いて手料理を振る舞っている。今年64歳の劉和平さんは江西省南昌市青山湖区塘山鎮上坊路に住み、ここで学ぶチベットクラスの学生たちに家の温もりを感じさせている。劉和平さんは2010年に地元の住宅地の住民と「愛心ママボランティアサービス団」を結成し、親元を離れて生活するチベット族の学生が寂しくないように配慮してきた。「愛心ママボランティアサービス団」を結成したのは、夫が以前新疆で働いており、自分もよく会いに行き、現地の子供と仲良くなったのがきっかけ。このサービス団の愛ある活動を通し、故郷を離れて生活する子供たちに家の雰囲気を味わってもらうほか、自分も若返ったような感覚を味わっている。「愛心ママボランティアサービス団」のメンバーは現在100人を超え、南昌市で学ぶチベット族学生を4000人以上サポートしてきた。今後、劉和平さんはより多くのボランティアがサービス団に加わり、チベット族の子供たちにもっと配慮できることを望んでいる。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年11月25日