2018年は改革開放40周年にあたり、中国の発展は新時代に入り、経済は質の高い発展段階にまい進している。イノベーション駆動型発展戦略が実施され、文化産業は勢いよく発展し、金融産業は文化産業支援のイノベーションを強化している。
新時代に文化と金融、文化と科学技術の融和・発展の新モデル、新チャンスを検討し、文化体制改革を全面的に深化させ、中国の優れた文化の保護・伝承と革新を積極的に推進し、優れた文化の海外普及を推進するため、「開放と融和 文化金融発展の新チャンス」をテーマとした「2018中国文化金融サミットおよび首都文化産業投資融資年次総会」が12月6日に盛大に開催された。
今回のサミットは清華大学五道口金融学院と北京市東城区人民政府が主催、清華大学五道口金融学院文創金融研究センターが開催し、北京市国有文化資産監督管理弁公室が協同開催。
サミットの開幕式は北京市東城区委員会の常務委員・宣伝部部長の周家雷氏が司会を務め、清華大学五道口金融学院の党委員会の顧良飛書記、北京市東城区人民政府党組織部の書記・副区長・代区長の金暉氏が主催側を代表してあいさつした。文化・観光部党組織メンバーの于群氏、北京市委員会常務委員・宣伝部部長の杜飛進氏がスピーチした。
開幕式で挨拶する北京市東城区委員会の常務委員・宣伝部部長の周家雷氏
同サミットは国内外で最も権威のある専門家や業界のリーダーを招き、中国文化産業、文化金融と文化イノベーション科学技術発展の形勢について深く分析、解読、予想し、文化イノベーション分野で最も影響力のある、最大規模のフォーラムの一つである。また、金融改革、産業革新、都市発展、投資の勢いの四つの面から文化金融が直面するチャンスと試練を深く話し合った。
金融体制改革の深化において、金融機関は文化産業に対する専門的営業化レベルを引き続き向上させ、金融資源の配分効率とレベルを高め、文化産業のイノベーション発展に持続的な動力を提供している。文化金融リスク防止体系とメカニズムの構築がますます重視され、文化産業の良好な金融生態系の構築に基礎を提供する。
清華大学五道口金融学院の顧良飛党委員会書記はサミットで、以下のように話した。今年は「一帯一路」提唱5年目にあたり、改革開放の推進と「一帯一路」建設の発展に伴い、中国文化産業の国際化レベルが持続的に高まり、世界資本市場の動向により、金融資本がより積極的な姿勢で世界文化産業のバリューチェーンの構築に参与している。中国文化企業は歴史的チャンスをつかみ、開放的な環境で融和を求め、融和の過程において開放を促進すべきである。中国文化産業、特に中小企業の資金ニーズにおいて融資難、融資遅れ、融資条件が高いという状況があり、この局面を打破するため、金融産業は金融ツール、金融商品、金融投資モデルなどの面で革新・模索すべきだと思う。