建設中の京雄都市間鉄道（2018年12月8日にドローンで撮影）。

  中国政府網は2日、「国務院の河北雄安新区全体計画（2018−35年）に関する回答書」を公表した。回答書は、中共中央と国務院の同意を経て、同計画に原則的に同意するとした。同計画は雄安新区の発展・建設・管理の基本的な根拠であり、厳格に執行されなければならない。いかなる部門もしくは個人も恣意的に書き換えたり、規定に違反し変更してはならない。

　回答書は、全体計画は北京非首都機能移転の集中的な受け入れ先になるという初心をしっかり把握し、世界の目、国際基準、中国の特色、高い位置づけを堅持し、生態優先、グリーンな発展を堅持し、国民中心、保障重視と国民生活の改善を堅持し、中華優秀伝統文化の保護と発揚を堅持すると指摘した。

　回答書は、雄安新区の戦略的位置づけをめぐり、北京非首都機能移転を秩序正しく受け入れ、国土空間開発・保護構造を改善し、美しい自然・生態環境を構築し、都市部・農村部融合発展を推進し、新区の風貌・特色を形成し、快適で仕事をしやすい環境を整え、現代総合交通システムを構築し、グリーンで低炭素な都市を建設し、世界一流の革新型都市を建設するとした。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年1月3日