浙江省舟山、世界一高い送電鉄塔の架線工事が完了

1月3日、架線工事が完了した西堠門大横断を上空から俯瞰。両側の鉄塔は高さ380メートル。（新華社撮影）

　浙江省舟山500キロボルト送電・変電プロジェクトで高さ380メートルの海洋横断送電鉄塔――西堠門大横断タワーの架線工事がこのほど完了し、海洋横断送電線の最終検査と欠陥除去作業に入った。これは舟山500キロボルト送電・変電プロジェクトが最終段階に入り、舟山に送電する大動脈が近く正式稼働することを意味する。

　浙江省送変電工程有限公司の説明によると、浙江省舟山500キロボルト送電・変電プロジェクトは舟山本島と内陸の電力網を結ぶもので、なかでも西堠門大横断で金塘島と冊子島の2島に中国が独自設計・建造した380メートルの海洋横断送電鉄塔2基は、送電鉄塔として高度・総重量など複数の世界記録を塗り替えた。