挨拶に立つ中国外文局の杜占元局長
中国外文局の杜占元局長は挨拶の中で、「今年は中伊包括的・戦略的パートナーシップ構築15周年だ。両国のハイレベルの交流が密接で、経済・貿易・人文など各分野の協力が日増しに深まっている。今日のテーマ展は両国民の理解と人文交流の促進に寄与する」と述べた。
イベントの現場
今年は新中国成立70周年だ。テーマ展は200枚以上の写真に、現代科学技術の手段と実物模型を補助として添えた。建国初期・改革開放・新時代という3つの重要な節目を選択し、中国の代表的な都市の発展の移り変わり、そこで生活する中国人が夢を叶えようと奮闘する精神を表現した。今回のテーマ展は中国国務院新聞弁公室、駐イタリア中国大使館、中国外文局が共催し、今月26日まで続く。
テーマ展は3つに分かれる。1つ目は「都市発展」というテーマで、北京市、上海市、深セン市、長沙市、西安市、三亜市などの中国を代表する大都市の、新中国成立以降の発展の移り変わりによる集団的台頭を集中的に展示。現場では大型LEDディスプレイにより1950億画素の上海フルパノラマ写真が展示され、一大特色となった。来場者はタッチすることで写真を拡大・縮小し、中国経済の中心地・上海の細やかな美を近距離で実感できる。同時に展示された北京中軸線模型は、高画質VR体験と楽しむことができる。2つ目の内容は現代中国人の一般的な生活を焦点とし、日常的なシーンの数々を通じ、新中国成立以降の国民生活の水準に生じた大きな変化を示す。3つ目は中国とイタリアの経済・貿易・人文交流に焦点を絞り、両国の友好を物語る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月25日