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japanese.china.org.cn |14. 04. 2019

10年の夢 中米が新エネルギーバス生産で連携

タグ: 中米 新エネルギーバス



 4月3日、米カリフォルニア州ランカスターにあるBYD工場で行われた、300台目の電気バスのオフラインセレモニーで撮影した従業員の集合写真


 米カリフォルニア州ランカスターにあるBYD北米支社の工場で4月3日、米国で生産した300台目の電気バスのオフラインを祝うテープカットセレモニーが行われた。BYDが2010年にロサンゼルスで北米本部の設立を発表してから約10年になる。この10年で、BYD北米工場の電気バスは北米に根をおろした。BYDランカスター工場の従業員数は750人を超え、米国の30以上の州に足跡を残している。電池分野のコア技術と優れた組み立て能力に頼り、同社の電気バスは米国の純電気バス市場でシェアを獲得した。米国に最初に工場を設立した中国自動車メーカーのBYDはビジネスで成功を収めただけでなく、地元の経済と社会の発展にも貢献。カリフォルニア南部のロウワー・アンテロープキャニオンに85台の純電気バスを提供し、ロウワー・アンテロープキャニオンは全米初の純電気バス100%を実現した。また、工場所在地のランカスター市に多くの雇用とコミュニティサービスをもたらし、工場の建設と拡張を通してランカスターの高失業率を解消し、失業率は2014年の24%から4%に低下した。ランカスター市のレックス・パリス市長は300台目の電気バスのオフラインについて、「BYDの米国における一里塚。BYDがここに工場を建設することを決めた当初は不信感を抱く人もいたが、現在はたゆまぬ努力を通して人々の生活をより素晴らしいものにしたことが証明されている」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月14日


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